ドラムをハンドメイドする。 -第10章-

成形したパネルを各種テープで繋げます。
まずは伸びる養生テープで繋ぎ、伸縮率の低い仮止めテープ(水色)をその上から貼ります。
黄色いテープはマスキングテープで、ニカワが染み出るのを防いでいます。
この状態は、いわば「バスドラムのひらき」ですね。
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「バスドラムのひらき」を立てた状態のレアな写真です。
合計2回ひっくり返さなければならないので、立てる工程が2回あります。
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ひっくり返した内側です。
ニカワが垂れて汚れるので、内側はこのように完全にマスキングします。
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固形ニカワを一晩水に浸けた状態です。
ふやけて美味しそうな感じになります。※食べてはいけません
これに熱を加えて、溶ければ接着剤になります。
装飾用のニカワとシェル接着用のニカワを使い分けていて、接着用の方が濃い目です。
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ニカワを塗って丸めたバスドラム(20×15.25インチ)シェルです。
「ベルトクランプ」で締め上げています。
middlecentre独自のジグによって、均等な締めと、ベルトクランプ単体以上の力で締められるようになっています。
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パネルの端材から接着補強材(横木)を作ります。
ひとまず自動カンナ(プレーナー)で4mm厚に整えています。
現在のmiddlecentre規程では14インチまでが3mm厚、それ以上は4mm厚です。
今後の見直しで全て4mm厚になる可能性もあります。
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この後は、バスドラム製作と並行してタム類のシェル製作にも入る予定です。