■7月のスタート!

皆さん、こんにちわ!

7月に入って急に夏本番の様相を呈してきましたが、今日も学生達は「精進」しています。
そして7月は、全学生参加の“スポーツ大会”からスタートしました。

技術を学んでいると中々体を動かすことが少ないということで、「健康」と「他学科との交流」を目的に2年前から始まったスポーツ大会ですが、今年も大きな盛り上がりを見せました。
ギタークラフト&リペア科の生徒も各チームに分かれて大いに楽しんだようです。

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さて、授業の方はといいますと・・・

1年生は3週に渡って進められたリペア週間も終了し、1作目の製作に戻りました。
ネックの製作も佳境に入ってきていて、指板の接着やサイドポジションマーク入れ、グリップ削りなど難易度の高い作業が続きます。
そして、最後に最難関のフレット打ちを行い、ネックの木工は一旦終了になります。

この後、ボディ木工に進んでいくのですが、ネック木工の接着などのタイミングによっては、ボディの木工も並行して進めていて、学生によってはほぼ形が出来上がっている場合もあります。
ここまで出来ているとボディはあっという間に完成します。やはりソリッドボディのギター製作は比較してネックに時間が掛かります。
ネック木工では、トラスロッドを埋めたり、指板を接着したり、グリップを削ったり、フレットを打ったりとプレイアビリティに直接関わるところですので作業も慎重さが要求されますし、サウンドに与える影響もかなり大きいです。

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例年、1年生のこの最初のネック木工では、ミスが連発します。
最も多いミスは、“削りすぎ”です。罫書き(けがき:木材に加工用のラインを引く作業)の段階で数値を読み違えていたり、“面”を出せずに削りすぎたり、グリップ削りでは完成形がイメージできずに削りすぎたりと様々な場面で“削りすぎ”があります。

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私も長年講師をやっていますのでミスしやすい所、削りすぎやすいところなど注意はするのですが、それでもミスはなくなりません。
初めての製作ですのでミスは必ず起きますし、最初から上手くいくほど簡単なものではありませんが、私が学生に常に言っているのは「ミスをするのは仕方ない。しかし、同じミスを繰り返すな。」。
一つのミスから得られることはとても大きいです。こういったミスをできるのは学生の特権とも言えます。社会に出て実際の仕事になると、極論ですがミスは許されません。
学生の内に様々な失敗を経験して、より大きな成長を遂げてもらいたいものです。くよくよ悔やんでいる暇はありません。