■リフィニッシュ2016

皆さん、こんにちは!
まだ梅雨は明けませんが、暑さが次第に真夏の様相を呈してきている中、如何お過ごしでしょうか。

今回のブログは我々講師が行っているリペアを少し紹介。
実はギタークラフト&リペア科では、授業に支障をきたさない程度に外部からのギターリペアを受け付けていて、今回はその中から塗装にまつわる事例を紹介しましょう。

まずはこちら。
IMG_9321
Fender Jazzmasterですね。
ホワイトのカラーをメタリックの青、いわゆる“Lake Placid Blue”にリフィニッシュします。しかも極薄のラッカーフィニッシュにしてくれとの依頼でした。

というわけで色々と飛ばして着色は・・・
IMG_1042
トップコートを少し黄ばませています。

ネックも・・・
IMG_1043
いい感じに仕上がりました。

バフを掛けてパーツを組み込んだ完成図がこちら・・・
IMG_1822
かっこいいですね。
見た目だけでなく、塗膜の厚みが薄くなることでボディの”鳴り”も良くなりますね。
最近流行りのジャズマスター。自分好みにリフィニッシュするのも一興かも。

続いてもFender
IMG_1845
Telecasterですね。
珍しいカラーですが、これもリフィニッシュです。
シンクロナイズド・トレモロ・ブリッジ用のザグリ加工も合わせての依頼でしたので、まずは元のビス穴を埋める作業からです。
IMG_1856

これも色々飛ばして着色の図がこちら・・・
IMG_2024

シースルーのホワイト、いわゆる”White Blond”ですね。
バフを掛けて・・・
IMG_2142

美しく仕上がりました。

こういったリフィニッシュでは、塗装することよりも元の塗装を剥がすことの方が大変だったりします。厚みにもよりますが場合によっては刃物や電動工具を使って綺麗に剥がしていきます。(剥がしたての写真がなくてすいません・・・)

続いてもFender
P7070002
リフレット後の指板面塗装の依頼です。

塗膜を乗せないところをマスキングして・・・
P7070013

周りの色に合わせて着色・・・
P7120005
こちらのネックは少々古い(約40年前)ので色を合わせるのも若干難しいですね。
ヘッド上面の色と合ってないように見えますが、これはこの年代の仕様です。

バフを掛けると・・・
P7120024

この後フレットのすり合わせが行われますが、今回は塗装までの依頼でしたのでこのまま納品となりました。

最後に部分塗装も紹介

無題
ご覧のような大きな打痕でも部分的に修正していくと・・・
P1010795

如何でしょう? 写真では見えなくなるぐらいの完成度です。

というわけで今回はギタークラフト&リペア科の講師陣が行ったリペアの内、塗装がらみの事例を紹介しました。
こういったリペアは広く受け付けているわけではありませんが(授業に支障をきたさないように)、今後も機会があればご紹介します。