ボディ加工編 その⑤

あけましておめでとうございます!
ハッピーニューイヤー!!
새해 복 많이 받으세요!!!

いやいや、こちらのブログ、年を越すのも2度目となってしまいました・・・。
昨年後半からはまあま良いペースで作業が進んできていますので、
なんとか、今年の卒業製作展示会には間に合わせて、
学生たちの作品の中にひっそりと忍び込ませてもらいたいという目標で進めている次第です。

さてさて、その卒業製作展示会ですが、日程など詳細が発表されました。
top_banner_exhibition

学生たちの製作したギターやバイオリンを実際に見られたり、場合によっては触れたりする貴重なイベントです。
また、ギタークラフト&リペア科では2年生全員で卒業作品の製作を進めており、
スペッシャルな楽器も展示される予定です。
うむ、とても興味深いですね。

さて、製作日誌に戻りますが、ボディ加工もこれまで4回お届けしてきましたが、
ついに今回で最後になります。

まずはネックのジョイント部分です。

PB140112
まだ角を取っていなかったので、サンダーでザザッと削ります。

そして、ネックを固定するネジのネジ穴を開けます。
PB140108

これまで色々な工具や機械を使って作業をしてきましたが、
このボール盤、私にとってはくせ者でした。
何が難しいというと、中心に合わせるのがなかなか難しく、
革新が持てないまま作業を進めるのが怖いという壁に当たっています・・・。
なので、重要な部分は今野先生にお願いしたり(笑)
これもやっぱり経験ですよね。

次につまみ部分とピックアップ部分を結ぶためのホールつまり穴を開ける作業です。
そのために使うのがコレ。

PB140113

ロングですね〜。
とてもロングです。

このロングなやつを使って一気に穴を!

PB140114

ちゃんと目指した所からドリルの先が顔を覗かせるのか、緊張します。

PB140116

開きました!!

こんな感じで、フロントからもリアからも穴をあけておきます。

次にブリッジの位置を計測し、必要な下穴を開けていきます。

PB140120

久々の分度器でしっかり罫書き。

またもやボール盤で穴をあけると・・・。

PB140124

こんな感じになります。

更に、太めのドリルで、

PB140126

ズドドドっと

PB140127

数ミリの溝を掘ります。

その後、またロングなドリルで

PB140128

ブリッジ部分から・・・。

PB140129

と穴を通します。

さて、これはなぜでしょうか?

皆さんギターやベースをアンプに繋いだままだとノイズが鳴っているのに、
弦に触れるとノイズが収まる現象はよく知っていると思いますが、
これは「弦アース」というもので、ブリッジの金属部分から、
ポットの方までアース線を引くことで弦に触れた時に自分の体がアースの役割をし、
ノイズが収まるという仕組みなのだそうです。
プレイヤーの方でも仕組み自体は知らない方も多いようですね。
かく言う私もブリッジからアース線が繋がっているなんで全く考えなかったです。
※ちなみにそういった処理が施されていない楽器もあるようで、
その場合は弦に触れてもノイズが軽減されることは無いようです。
また蛍光に光ったりする弦など、何かしらコーティングされている弦だと電気が遮断され、
ノイズが軽減されないということもあるようです。

ということで、これにてボディの加工は終了。
次回からは塗装の工程に入ります。