塗装編 その⑧
新年度になりましたね!
皆さん、入学や就職おめでとうございます。
代官山音楽院も4月1日から島村楽器テクニカルアカデミーとして新たな出発をいたしました。
さて、初めてのベース製作日誌も終盤。
完成も間近になって参りました。
今回の工程は「バフ掛け」。
前回に引き続き、磨く作業となります。
ギター製作には塗膜用のものを使用しますが、
管楽器修理などではもバフを使用することもあります。
早速作業に入っていきます。
まずはこれ。
コンパウンド、いわゆる研磨剤です。
こちらを磨き面に塗っていきます。
塗りやすくするために水で少し薄めます。
まず今野先生にお手本とお願いします。
うむうむ、いい感じです、
続いて自分でやってみます。
・・・・・・・腰が引けてますね・・・・。
気を抜くと回転する威力に楽器が持っていかれたりすることもある、という話を聞いて
ビビってしまっている様子が良く分かります。
それでもなんとかやってみた結果がこちら。
すっごくぴかぴかです!
やはり手でやるのとは一味違いますね。
続いてボディも。
ネック、ボディと数回バフにチャレンジしましたが、
今野先生がやっている時と自分でやっている時の音の違いに驚きます。
楽器が持っていかれるのを恐がりどうしても当てるのが浅くなってしまうので、
磨いている音が小さくクワクワクワクワ〜っといった感じですが、
今野先生がやるとブオンブオンって感じで磨かれています。
楽器の表面も完成に近づき、今後の作業も待ち遠しいです。
それでは次回また!