ドラムテック

有満 良祐(2014年度音響アーティスト科卒)

子どもの頃、父が聞いていたポール・マッカートニーやビートルズの影響を受けて育ちました。中学からは吹奏楽部に所属し、その頃から打楽器を打ち始めました。高校生になっても演奏を続け、高校3年生の春に代官山音楽院のオープンキャンパスで、師匠となる谷本成輝先生の授業を体験したのがこの道に入ったきっかけです。ドラムテックというものを自分自身何もそれまで知らなかったので、ドラムテックの未知なる可能性と、「ドラムテックは何か?」を語る谷本先生に衝撃を受けました。
授業で行っている学内の実習と院外実習では、基礎的な知識と技術は当然共通しています。しかし、院内では学生として学んでいるというちょっとした安心感がありますが、院外はまったくの別物。一言で「現場」そのものです。「実習」ではなく「仕事」として行くという自覚を持たないといけないと思うようになります。学生の内から現場の雰囲気を味わえるカリキュラムがあるのはありがたいと感じました。
1人のアーティストに専属でつくようなドラムテックもいますが、自分はできるかぎり多くの、本当に困っている人のところに行きたい。たとえば、小学校のドラムなど、破れたヘッドにガムテープが貼られたまま叩かれるいるドラムなどもあります。自分自身が昔困った経験があり、人に助けてもらったからこそ、自分もそういう本当にドラムテックを必要としている人の役に立てるドラムテックになりたいです。