トロンボーンスライドストップコルク交換

1年生はトロンボーンの軟物「スライドストップコルク」の交換作業です。

スライドストップコルクはトロンボーンのスライドを戻した時の金属同士の接触音防止と、接触衝撃による緩衝材の役割があります。
コルクが入っている場合もあればフェルトやゴムが入っていることもあります。

このコルクやフェルトを取り出すために使う工具はこれ!

スライドストップコルクリムーバーです。
学生は事前に真鍮材の筒をヤスリで削り工具を製作しました。


使うのは青丸の部分。
リムーバーをスライドに通して、停止帯管と呼ばれる管の中にあるコルクを除去します。
学生が使用している楽器には元々フェルトが入っています。

取り出してみると・・・


フェルトは繊維質のため水分を吸収してしまいます。
そのため元々白色のフェルトは汚れ、そのままにしておくと異臭を放つことも・・・
コルクも長年使用しているとコルクが潰れたり欠損します。


次は取り出したフェルトの代わりに新しいフェルトを入れます。
今回は練習のためにコルクを入れます。
コルクは自分で幅を測り、適切なサイズにカットしなければなりません。

幅が大きすぎるとスライドのロックが出来ず、小さすぎるとロックをかけても簡単に外れてしまいます。


カットしたコルクを入れる際に使用するのはリムーバーの赤丸の部分。
この部分でコルクを押し込みます。


押し込めたら、実際にロックをかけて確認します。

ここで先ほど説明した様にロックがかけられない、簡単に外れてしまう等問題が発生した場合は全てやり直し。
それほど難しい作業ではありませんが、だからこそスピードと正確さが求められる作業となります。