新年初めての作業に大苦戦!?

2016年初めての授業はフルートのヘッドコルク交換。
フルートの頭部管の中にはヘッドコルクというコルクが入っており、このコルクで反射板を固定しています。


左が新しいコルク、右が数年使用されたコルクです。
この写真では色以外の違いは分かりにくいですが、技術者必須アイテムのノギスで計測してみると・・・


新しいコルクは18.6㎜、古いコルクは17.4㎜と1.2㎜小さくなっています。
たかが1㎜と思うかもしれませんが、技術の世界では1㎜違うだけで大きく変わります。
コルクが縮んでしまうと反射板を留めることが出来なくなり、反射板がずれると正しい音程で演奏することが出来なくなります。


作業は単純。まずは古いコルクの除去から。
古いコルクであれば頭部管の中から簡単に抜き取ることが出来ます。


頭部管内や反射板をクリーニングして、新しいコルクに加工を施し・・・


あとは頭部管の元の位置に入れるだけ!
言うのは簡単ですが、実はこの作業結構大変なんです。

冒頭で説明した通り、ヘッドコルクは反射板を決められた位置に留めておくための重要なパーツです。
当然、頭部管の内径にぴったりサイズのコルクを入れることになるので、簡単には入っていってくれません。


なかなか入ってくれない、正しい位置にするための微調整が上手く出来ない、などなど学生は大苦戦!
新年早々、大変な授業となりました・・・

新年も授業見学やオープンキャンパスなど、様々なイベントを実施しています!
詳しくはこちら⇒⇒⇒管楽器リペア科イベント一覧