メッキ工場見学

こんにちは!

先日、管楽器リペア科の院外授業として江戸川区平井にあります斎藤鍍金工場に行ってきましたので、その時の様子をお伝えします!
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毎年冬に見学を実施していますが、なぜ冬に見学したのか?・・・これはメッキ工場ならではの事情から。具体的には最後に触れます。
そして見学の内容ですが、講義と工場内見学に分かれて行われました。
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講義ではメッキの種類や仕組みを資料を元に学習し、色々な鍍金サンプル(色サンプル)も見せていただきました。
ここで講義や見学で学んだことを少し紹介します。
メッキは金属を溶かしたメッキ液に被メッキ物を漬け、電気を流しメッキを付けます。
次の写真はそのメッキ液です。袋の中に金属の塊が見えますでしょうか?この金属の塊が「銅」や「銀」や「金」の塊です。
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また見学では、沢山の体験もさせていただきました。

①金メッキを付ける体験
被メッキ物をメッキ液へ漬けるスピードや漬けている時間によって色味が変わってきてしまいます。学生がやってみると色味にムラが出てしまいました。工場の方が作業すると一見簡単そうなのに、実際はそうでないことが実感できました。
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②バフ体験
今回体験したのは、メッキ前の処理ではなくメッキ後にバフ(研磨)をすることで一つ手前のメッキを見えるようにし、アンティーク調に見せる工程です。学生はここでもムラが出てしまい作業の大変さを痛感してました。
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③ラッカー塗装体験(静電塗装&手吹き塗装)
メッキを守る為にラッカーを塗装する工程もあります。静電塗装と手吹き塗装の両方を体験させていただきました。ここでは「上手い!」と褒められる場面も!
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見学の最後は集合写真をパシャリ!
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情報は口頭で聞いたり本やインターネットでも沢山得られますが、百聞は一見にしかずと言うように、実際に行ったことで温度や匂いも感じることができました。冒頭の答えですが、メッキ液は温度が高く夏場は工場内の室温がとても高くなり、立っているだけで汗だくに・・・。その為学生が汗だくにならないように配慮していただき、冬場に見学をさせていただいております。また、メッキ液には塩酸や青酸カリ等、有毒な薬品も使用しています。工場内は薬品だらけですのでツンとした匂いもしました。これらは実際に行ってみないと感じられないものです。
学生に沢山のコトを感じていただけるよう、来年度も院学授業を沢山展開していきます。それでは、来年度の院外授業レポートを楽しみに待っていてください!