管楽器リペア科 1年生 学年末試験対策(サックス)

こんにちは!管楽器リペア科の鈴木です。
冬休みが終わり、今は学年末試験の対策をしています。

全タンポ交換の2回目が終わり、修正をすると共に試験対策としてネックコルク交換を行なったりしています。

テスト修正の中で「経時変化」という「時間が経つ事で起きる調整の変化」について説明がありました。
我々管楽器リペアマンは常にこの経時変化と闘いながら作業をしています。
特にタンポ調整は如何に変化を少なく良い状態がキープできるかが重要です。

「圧締」という楽器を出荷する際にキイカップを固定する方法があります。
合成コルクでブロック状になっているものを嵌めてタンポとトーンホールの密着度を上げます。
そうすることで、工場から出荷する際や新しいタンポに交換した際には変化を少なくする効果があります。
※フルートでは圧締専用のクリップがあります。(ホワイトボードでの説明はこれを指します)

自分が手がけた修理品がお客様の手元に渡る際には、如何に良い状態でお渡しできるかが重要です。
但し、お預かりした修理品をお客様がいつ取りに来られるか分からない場合がほとんどです。
そのような場合に圧締をした状態で保管をしておくことで変化を防ぐことが出来ます。

学年末試験は緊張するかもしれませんがベストが尽くせるように、経時変化に恐れずベストを尽くしましょう!!