管楽器リペア科1年生 サックスの指貝保護カバー(貝隠し)製作

こんにちは!管楽器リペア科の鈴木です。
猛烈な暑さにも負けず、管楽器リペア科の1年生は毎日授業に励んでいます。
今回ご紹介するのは「ロウ付け」という高温の溶接作業が必要な「指貝保護カバー(貝隠し)」の製作です。
サックスには「指貝」というキイを押さえる時に直接指で触れるパーツがあります。
タンポ交換や調整時にバーナーを使うのですが、その際に炎が当たらないように保護するための工具です。

真鍮のロッドの先端を加工し角度を整え、溶接面に隙間がないかチェックをします。
角度が合わない場合はハンマーで叩いて角度修正し、再度隙間がないかチェックします。
この確認を怠ると溶接不良になるため注意が必要です。

溶接の準備が整ったらいざ、大型バーナーで700度近くまで高温に熱します。
普段リペアで使うバーナーよりも大きなものを使います。
着火するとゴォーと音も大きく緊張感が教室に広がります!

溶接が無事に終われば完成まで間近♪
薬品で溶接後の処理を済ませて、サンドペーパーや研磨材でピカピカに!
この工具はこれから始まる「タンポ交換」の作業に欠かせないものです。
自分で一から製作すると愛着が沸きますね。
夏休み明けには前期末試験が始まり、この工具が大活躍します。
大切に使っていきましょうね!!