フルートのタンポ調整の必需品は?

8月末から9月にかけてフルートの前期末技術試験が実施されました。

普段も小テストは行っていますが、1年生にとっては初めての大きな試験。

皆、真剣です。

さて、ここで問題です。

この学生が手に持っている「フルートのタンポ調整の必需品」は何でしょうか?

少し見えにくいので別の学生の手元を別角度から。

薄い紙の様な物を使って何かをしていますね。
これはタンポ調整が合っているかどうかのチェックをしているところなのです。

学生が手に持っているものは「フィラーゲージ」というもので、
これを使ってタンポと音孔(トーンホール)の隙間を確認します。

最初は上の写真の様に薄い紙(クリーニングペーパーを使用する人が多いです)を三角形に切って使っていますが、
慣れてくるとそれぞれが使いやすい様にカスタマイズしていく学生が多いです。

例えば、

三角形に切ったフィラーに持ちやすい様に爪楊枝を付けたタイプや、


三角形より長方形の方が使いやすい!と長方形のフィラーにするタイプ。


はたまた、色々試した結果、五角形で全長が短いタイプなどなど、
その形は様々です。

「必需品」とは書きましたが、実はタンポ調整のチェック方法も人それぞれです。
上記の様にフィラーを使用する人もいれば、
管体の中にライトを入れて漏れてくる光で確認する人、
他にも独自の方法でチェックしてタンポ調整を行っている人もいます。

学生達は日々の授業を通して講師から様々なことを学びます。
その基本を元に、更に自分にあった方法を研究していくのです。

より良くなる為に研究することはとても大切なことですね。