在校生の活躍

ドラムパーカッション総合科1年生の藤本さんが、ドラムテックとして初めての仕事を請負いました。
なんとドラムのオーナーは、藤本さんが島村楽器テクニカルアカデミーへ入学する前にドラムを習っていた先生とのこと。
その先生が新しくドラムを購入したので使い始める前のセットアップを藤本さんへ依頼されたそうです。
その様子を密着取材しました!

小雨の振る中、首都圏近郊某スタジオにて。
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持ち込まれたドラムセット。
Ludwigのケース、とてもカッコいいですね!
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中身はピカピカの新品、YAMAHAドラムセット。
さっそく藤本さんが作業に入る中、こちらのドラムのオーナーであるabbeyさんにお話を伺いました。
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今回、藤本さんにセットアップを依頼しようと思ったきっかけを教えてください。
今でも月に一回、定例会と称して二人でスタジオに入っているんです。
ある時、藤本さんがフロアタムのシェルをコンコン叩いてチューニングしているのを見て、「チューニングするのにシェル叩くってどういうこと?」ってびっくりしました。
訊いたら「学校でチューニングの授業があるんです」って。
僕はいつも好みで音を作っているんです。
もしくは、外音的にこういうほうがいいんじゃないか、とか、マイクで録るならこんな感じがいいんじゃないか、とか。
あとは、場所によっていい響きを探したり、わりと気分でやっている部分も少なくないんです。
でも、藤本さんの話を聞いているうちに、我流でやっていた音と我流ではないやり方でやったときの音がどのように違うのかということに興味が沸いてきたんです。
それで彼に任せてみたくなりました。

ご自身の生徒である藤本さんが「ドラムを仕事にしたい」と言い出したとき、どのように思いましたか?
まず初めに思ったのは、すごい決意をしたな!と。
それまでもかなりマニアックな話で盛り上がっていたんですけど、もっともっといろんな話ができるようになると思ったら本当に嬉しくなりました。
実際、藤本さんが島村楽器テクニカルアカデミーに通うようになってからも定例会で「こういうこと習ったんです!」とかすごい楽しそうに話してくれて、そんなふうに楽しそうにされると僕もやっぱり楽しい。
僕には藤本さんの行く末を見守る義務があると思っていますので(笑)。
だから今回もなんとなくやってみてよ、ではなく、きちんとギャラを支払うので仕事としてやっていただきたいとお願いしました。

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そんなお話をしながら一時間半ほどで、藤本さんのセットアップは完了していました。
このドラムの特性を藤本さんからabbeyさんへお伝えし、試打。
「元々はこういう音なんだね!」とひとこと言ったきり、黙々と叩くabbeyさん。
その表情からはご満悦の様子が伺えました。
ぴったり二時間でセットアップから撤収まで完了。
藤本さん、初仕事、おつかれさまでした。
そしておめでとうございます!
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