<卒業生インタビュー> 齊藤 元

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齊藤 元
島村楽器テクニカルアカデミー ピアノ調律科(本科)卒業。埼玉県出身。在学中にコルグハイブリッドピアノ取付認定資格取得、ピアノ調律 技能検定(国家試験)合格。現在は世界三大ピアノメーカーの1つ「ベヒシュタイン」の輸入総代理店であるユーロピアノ株式会社にてアップライトピアノの出荷調整と中古ピアノの修理に携わる。

仕事のやりがいはどんなところに感じますか。
ユーロピアノ株式会社では主にアップライトピアノの出荷調整と中古の修理に携わっています。ベヒシュタインの輸入総代理店として、高い技術力と大小の修理含む幅広い対応力を要求されますから、日々スキルアップを実感できることにやりがいを感じています。

 
島村楽器テクニカルアカデミー ピアノ調律科に入学しようと思った決め手は何ですか?
雰囲気です。先生方と学校全体の開放的で明るい雰囲気は、他の調律専門学校や養成所にはありません。
ここでなら前向きに頑張れると思いました。

島村楽器テクニカルアカデミー在学中に頑張ったことはどんなことですか。
技術を磨くことはもちろんですが、行事には力を入れていました。チームの一員として積極的にイベントを作り上げた経験は、現在の仕事に活きていると感じます。

島村楽器テクニカルアカデミーで学んだことがどのように仕事に活かされていますか。
技術に関しては、広く浅く、漏れの無いように学ぶことができました。工房で働くようになってから、そのスタンスが間違いでなかったことを実感します。
技術以外での一番の経験は、先にも述べたチームで動く経験です。組織全体を見渡す力が身に付き、会社組織を円滑に動かすうえで役にたっています。ピアノ調律科ではとりわけチームプレイを要求される場面が多いですから、卒業生の中にはともすると会社の上司先輩よりも組織運営が上手な人がいるのでは?

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在学中の齊藤さん。実習にイベントに、全力で取り組んでいた姿が印象的。(左上)アップライトピアノの整調実習中。 (右上)ピアノ調律科コンサートでは企画・運営も行った。演奏曲目は シューマン 森の情景。 (左下)現存する世界最古のピアノメーカー SAUTERで行われた技術研修の為、渡独。(右下)SAUTER 技術研修の様子。在学中から将来を見据えドイツ語も学んでいた。

現在の職場に就職した決め手を教えてください。
ヨーロッパ随一のピアノメーカーであるベヒシュタインの総代理店であるというのが一番の決め手です。

今後の目標を教えてください。
近い目標としては、研修終了までに、出荷調整と修理のラインに独力で加わることができるようになること。
将来的には、日本のクラシック音楽文化の底上げをする役割を担いたいと思っています。
言い換えれば、クラシック音楽の啓蒙、でしょうか。

 
ピアノ調律師になるために必要な要素はどんなことが挙げられますか。
集中力です。と言いますか、熱中力というのか(笑)
作業が単調で孤独になるので、素質として重要なのはこれだと思います。

入学を検討している高校生の方に島村楽器テクニカルアカデミーの卒業生としてアドバイスやメッセージをお願いします。
島村楽器テクニカルアカデミーの授業は実習だけではありません。多くの行事や課外授業等があります。技術の修得という観点では遠回りに思われるかもしれませんが、社会に出るとそれが逆に強みになると分かります。院外授業では、(調律師としてはとても重要ですが)人脈ができる場合があります。その点で、他の養成所等ではできない経験ができる場所です。

入学を決めた方々には、ぜひアグレッシブに授業に臨んでみてほしいです。特にピアノ調律科の授業は融通が利きますから、働きかけ次第でいくらでもより深いことを学べます。研究意欲の旺盛な人には先生方が必ず応えてくれます。