<卒業生インタビュー> 淺尾偉作

島村楽器テクニカルアカデミーピアノ調律科をこの春に卒業し、調律師として一歩を踏み出した淺尾偉作さんにお話を伺いました。
2015年4月に島村楽器株式会社に技術職として入社。スタインウェイ正規特約店の「ピアノサロン八千代店(千葉県八千代市)」でピアノの販売や展示ピアノの調整をしています。
島村楽器テクニカルアカデミーホームページのピアノ調律科ページや、入学案内パンフレットにも淺尾さんの写真が掲載されているので、中には見かけたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
新入社員として、とてもフレッシュな印象の淺尾さんですが、仕事の話になると一転、とても真剣な表情でお話下さいました。
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現在の仕事内容
ピアノサロン八千代店にて店頭販売やピアノの調整を行っています。約100台のピアノを展示・販売しており、現在の仕事内容は販売と調律が半々です。平日はピアノ調整を2~3台とお客様へのご連絡を中心に、土日は販売をメインに業務にあたっています。
入社したばかりでまだわからない事も多いのですが、今は一人ひとりのお客様を大切に、全力を出し切るようにしています。
また、ピアノや調律師という仕事に興味を持っていただきたいという気持ちもあって、店内に調律体験コーナーを設置しています。お子様がお母様やお父様と一緒に調律体験に参加するパターンが多いのですが、意外とお父様がピアノに興味を持たれる事が多いです。普段はピアノ内部の構造を見る機会はなかなかないと思うので、皆さん楽しそうに体験されていますね。

ピアノ調律科で学んだこと
学生の頃は、実習の中で何度も先生方に時間の大切さを教えられました。毎日スケジュールを立てる習慣がつき、時間を意識して何事にも取り組むようになった事が仕事でも大変役に立っています。
また、島村楽器テクニカルアカデミーの特長として他学科との交流が多かったこともメリットの一つです。島村楽器テクニカルアカデミーは合同授業や就職活動ゼミナール、学園祭など、学生が主体となって行動できるカリキュラムや環境が整っています。私自身も学生時代はそれらに積極的に参加していたので、今では自然な形でコミュニケーション力を発揮できるようになりました。
調律師という仕事は技術職ですが、お客様と積極的にコミュニケーションを取り、要望に答えていかなければならない営業職としての場面も多々あります。
店頭では自分から積極的にお客様に話しかけに行く様心掛けていますが、先輩に「普通は最初からこんなに勢い良くお客様のところに行けないよ」と言われました。私自身は普段通りにしていたつもりでしたが2年間で鍛えられたのだなと感じました。

今後の目標
入社以来、店舗内のピアノを調整してきたのですが、夏からお客様のお宅へ訪問調律に行くことが決まりました。それまでにさらに技術を磨きたいですね。技術職で入社したのでピアノサロン八千代店に配属になった時は少々驚きましたが、今では「ピアノ販売も出来る調律師」という強みに変わりました。
販売を通してピアノの良さをお客様にご理解いただき、その先のメンテナンスまでお客様と長くお付き合いしていきたいです。
この数ケ月でピアノを販売したお客様からは、ぜひ淺尾さんに調律をしてほしいとの言葉も頂き調律予約もすでに入っているので、お客様にご満足頂けるよう、今後も研鑽を積んでいきます。

これから調律師になりたい人、島村楽器テクニカルアカデミーを検討している人へメッセージ
迷っている方はいち早く始めてほしいですね。私は高校を卒業してすぐに島村楽器テクニカルアカデミーに入学したのでその分早く社会に出ることが出来ました。早く社会に出たということはその分長く経験を積めるということなので、この先の調律師としての目標も長いスパンで考える事ができます。今、高校生で調律師になるか迷っている方がいたら、ぜひ一度島村楽器テクニカルアカデミーに見学に来て雰囲気を見てみてください。きっとここが将来の夢へのスタートになるとわかるはずです。