<院外授業>~河合楽器製作所・三創楽器製作所~

こんにちは、ピアノ調律科です。
11月19日(木)に特別授業として浜松研修を実施しました。
 
 河合楽器製作所株式会社 竜洋工場
 三創楽器株式会社
 浜松楽器博物館
 イトーシンミュージック

へそれぞれお邪魔しました。

河合楽器製作所 竜洋工場
1件目は、静岡県磐田市にあるカワイのピアノ工場へ向かいました。
 
こちらの竜洋工場では、グランドピアノ・アップライトピアノの組み立てから調律・整調、塗装、品質検査を一貫して工場内で行っており、今回は広大な工場の中を、隅々まで見学させてもらいました。

工場内にいらっしゃる技術者の皆さんの作業スピードに、学生達は皆唖然。
こちらのカワイ竜洋工場では、1日に約20台のピアノを生産しているそうです。
「限られた時間でいかに早く作業し、良い物を提供するか」ということを念頭に置いて作業にあたっている、というお話がとても印象的です。

側板の削りの様子も、工場内で見学することが出来ました。
こちらは、熟練の技術者の方が、機械を用いてヤスリをかけていますが、削り具合の調整は全て技術者の長年の経験によるものです。
次世代にも技術を伝えていくために、長い期間をかけて技術者を育てていくそうです。

試弾室(選定室)にも案内して頂き、2台のグランドピアノの弾き比べをさせてもらいました!
今回試弾したピアノは、KAWAI GX-5 という機種のグランドピアノ。
なんと、製造番号が連番の、双子のようなピアノなのです!
代表して学生が弾き比べてくれたのですが…
音が違います!!!
ほぼ同じ日に生まれた同じモデルのピアノでも、これだけ音色が違うんですね!
ピアノは1台1台に個性があります。お客様のお宅へピアノが運ばれてからも、調律師とお客様は調律を通して長いお付き合いになりますが、その一歩としてこのように試弾していただき、ご納得頂いた上で購入をされるのです。

歴史資料室では、ピアノの前身楽器であるチェンバロや、昭和3年(1928年)に作成されたカワイ第1号ピアノも見学しました。
 

三創楽器製作所

静岡県磐田市から、浜松市へ戻って来ました。
2件目の見学場所は、三創楽器製作所。
三創楽器はチェンバロ・ライアー・大正琴等を製造・販売されています。
こちらでは、チェンバロの製作過程を見学し、工房内の楽器を弾かせてもらいました。
ピアノ調律科の教室にも三創楽器製のチェンバロを設置し授業で使用しています。
 (先日の合同授業でも三創楽器のチェンバロを使用しました!合同授業の様子はこちらから)
 
 

学生の皆さんも、普段あまり見る機会のない楽器とあって音色や弾き心地を一台ずつ確かめていました。

浜松研修② ~浜松楽器博物館・イトーシンミュージック~に続きます。