<院外授業>~浜松楽器博物館・イトーシンミュージック~

前回は、浜松研修前半、河合楽器製作所と三創楽器製作所の見学の様子をお伝えしました。
(前回の様子はこちら

後半は、浜松楽器博物館とイトーシンミュージックへ向かいました!

浜松楽器博物館

こちらでは、鍵盤楽器コーナーを中心に見学。奥にジラフピアノも見えます。

途中で、ピアノを発明したバルトロメオ・クリストフォリが製作したピアノの復元楽器の演奏も聞くことができました!

演奏前に、説明をして下さいます(ちなみに、奥の壁にかかっている肖像画がバルトロメオ・クリストフォリです!)
 
現在のピアノとは随分音色が違います。300年前のピアノは、こんな音色だったんですね!

イトーシンミュージック
最後は、調律工具を扱うイトーシンミュージックへお邪魔してきました。
学生達は、普段使用している工具がショーケースに並べられているのを見て、大盛り上がり!
調律で使用するウェッジや修理用品等の消耗品を購入している学生や、チューニングハンマーを何種類か試して使い心地を確認している学生もいました!
調律工具1つで使い心地や精度も変わってきますので、自分に合った工具を用いたり、場合によっては加工や自作も行います。工具は技術者にとってとても大事な物なのです。

最後に、今回の浜松研修について、ピアノ調律科の皆さんがレポートにまとめてくれましたので、ここで紹介します。

●河合楽器製作所 竜洋工場を見学するにあたり、最初の工場長のお話にあった時間の使い方について注目した。
どの工程でも短い時間の中でとても素早く行動していて、全体を通し時間を一切無駄にしていなかったと感じた。これから仕事をしていくにあたって、時間の使い方はとても重要なことだ。今から出来る事は基礎的なことは完璧に出来る様にしておくことだと思う。そうすることで短い時間の中で、頭で考えずとも行動に移せると考えた。

●三創楽器製作所では、チェンバロ製作の様子を見学させて頂いた。一番印象に残ったことは、小さな爪を手作業で削って仕上げているということ。ピアノでは、ハンマー整形をすることで整音を行うが、チェンバロは爪の厚みを調整することで、音の大きさや音色を変えるそうだ。工房内で1つ1つ手作業で多くの古楽器が作られているとわかった時はとても驚いたが、1から手作業で行うからこそとても繊細で綺麗な楽器が生まれるのだと実感した。

●今回の浜松研修を通して、見学した場所のどの人もみんな音楽が好きで、音楽を楽しむ人をサポートするために仕事をしているのだということを一番感じた。
私もピアノが好きで、音楽が好きで、それを仕事にしていくのでより多くの人に音楽を楽しんでもらえるような働きをしたい。