<その他>社会人から調律師になるには

前回、「高校生から調律師になるには」についてお話致しましたが、今回は社会人から調律師を目指すためのアドバイスをお伝えします。

さて、社会人から調律師を目指すにあたり、皆さんが不安に感じていらっしゃる事…それは
調律の時に音が聞こえるのか?
卒業後に就職先があるのか?
この2点ではないでしょうか。
それぞれ、社会人から始めるメリット・デメリットがありますので、ぜひご参照ください。

まず、聴力に関してです。実は、人間の聴力のピークは「17歳」だと言われています。
なんと、それ以降は年々聴力が衰えていくのだそうです。
では社会人になってから調律師を目指すのは無謀なのかと言うと、決してそんなことはありません。
高校を卒業してすぐ、18・19歳の学生は、感覚的に技術を習得される方が沢山いますが、大人の方は調律技術をより理論的に理解し習得されます。
調律技術は、音楽的感性に加え調律理論の理解も必要になります。大人の方は様々な経験を積んでいらっしゃる為バランス感覚が培われていますので、その点では社会人から始められる方が技術をスムーズに習得できる事もあるのです。
もちろん技術を習得するスピードは若い人の方が何倍も早いですが、大人の方はじっくりと、着実に技術を身につけられる方が多いようです。

また、就職に関してですが、大学生や社会人の経験がある方は将来の目標を明確に持ち、長期的な計画を立てコツコツと技術を修得することに秀でています。実際に、20代後半・30代・40代からでもピアノ調律科本科や夜間科で技術を学び、現在はピアノ工房や楽器店へ就職し調律師として活躍している卒業生も多くいます。
(※就職先について、詳しくはピアノ調律科ページ内の卒業生進路実績を御覧ください。)

但し、早めに調律の勉強を始めるに越したことはありません。
始めたいと思った時がスタートに一番適した時だと思いますので、ぜひ調律師を将来の仕事として検討されている社会人の皆様はピアノ調律科へお問合せ・ご来校ください。